46.コンシューマートレンドをどう捉えるか?~変節し、同調圧力が高まるメディア環境~ | 株式会社 鈴木商会

46.コンシューマートレンドをどう捉えるか?~変節し、同調圧力が高まるメディア環境~

マーケティングを考える際に顧客とのコミュニケーションの設定、つまりコンタクトポイントを何処に求めるか?というのは、非常に重要な視点になる。

 自社の提供する商品やサービスと、それを買い求めてくださるお客様との接点を何処に持ってゆくのか?つまり、どんなメディアを活用することで、プロモーションを円滑に行ってゆくか?がポイントになる。

 テレビ、新聞などの大マスを活用する際には莫大な費用を必要とし、また局側の審査、考査もなかなか厳しいので、中小、零細、ベンチャーなどの企業がここで広告やプロモーションを実施するのは、なかなか難易度が高く、仮に実現できたとしても、目標となる経費対効果を得ることができるかどうか?

 広告の世界に長く身を置いた筆者は、得意先企業と共にそのメディアの選択にはかなり慎重になったものである。

 そして、今様々なメディアデータを分析して得た結果としては、ライフハック、ファストライフ、ミニマム生活に顧客を誘導しようという広告主の出稿割合が高まっていって、デフレを煽るかのような、“安く、良い品、便利”を唱える、多くの商品、多くのサービスが、今まさに、コンシューマートレンドとなり、ある意味、高額で、付加価値の高い、高級品を買い求めることが“バカげている!”であったり、“下らない!”でったり、“そういう者を求める人は感心しない!”などの風潮を、メディア全体で創りだそうという機運が高まっているように思う。

 例えば、筆者が新たなに書籍企画を手掛ける際のターゲットも20代~30代の、ライフハッカー、ファストライフを送る人々、ミニマリストたちをターゲットとして、そうした人々の生活に役立つような、書籍企画が求められるケースが非常に多い。

 こうした中で、BtoCであったり、BtoBのコミュニケーションを円滑に進めることができるメディア活用と言えば、何なのか?となると、やはりインターネットということになるのだが…。

 しかし、実は、今、インターネット広告が顧客開拓への“打ち出の小槌”状態の時期を脱し、なかなか厳しい状況を強いられている。

 インターネット広告に精通している方なら、ご周知のとおり、今、インターネト広告配信技術にはAIやビッグデータ活用のラーニングの技術が進み、ほとんど、リターゲティングや行動ターゲティングという手法での広告配信が主流とされている。

 つまりターゲットが検索したワード、閲覧した商品や情報を“追跡”し、PCやデバイスが“媒介”して、ターゲットが求めるであろう商品やサービスをリコメンドして

くる。Amazonにおける“あなたへのおススメの商品は!”なんてまさにこの象徴であるわけだが、それを受け取る側からすれば、利便性を感じることも多いのだが、逆にこうしたリコメンドを“ノイズ”と捉える生活者も増えていて、インターネット広告の過度な配信技術の高度化が自らの首をしめていて、更に、配信に関する報酬は成果に呼応することになるので、インターネットメディアを扱う広告代理店は収益を確保することがかなり難しい状況にある。

 しかし、実はインターネット広告に関しては、フェイスブックやツイッター、LINEというソーシャルメディアに限らず、様々なメディアに事業主自らが、ビジネスアカウント、クレジットカードさえ用意すれば、配信可能な時代となり、もはや、インターネット広告代理店不要論も噴出するくらいである。

 ちなみに時々、筆者も中小、零細、ベンチャー企業のオーナーから、インターネット広告配信実務代行の依頼を受けるのだが、コツさえつかみ、知見を重ね、繰り返しテストマーケティングを行えば、ある程度の成果を導き出すことは

可能である。

 繰り返すが、もはやインターネット広告配信は、広告代理店に依存することなく、マーケティング担当者や事業主が行うべき業務と言えるかも知れない。

 こうしたマーケティング環境の変化やメディア自体の情報発信の“偏り”を考慮すると、“広告“というコミュニケーション自体に限界があることも察しが付くことと思われる。

 では、一体どのような手法が、この課題を解決するに相応しいのだろうか?

 結局は、生活者の使用体験、ユーザビリティの独自体験、この“シェア”をどう広めてゆくかが大きな課題である。

 そのためのコミュニケーションとしては、闊達な情報発信と自社メディア(ソーシャル&自社Webサイト等のオウンドメディア)にどれだけの仕掛けを講じることができるのか?がポイントとなる。

 更に、そこに顧客開拓や管理を紐づけるソリューションAPIなどを導入し、それぞれの顧客に対して、それぞれの顧客に応じたコミュニケーションを展開してゆく必要がある。

 One to Oneマーケティングという言葉が語られて久しいが、実は、誤ったコミュニケーション発信や構築によってノイズや弊害をもたらしているケースも多い。

 顧客はモノではなく人である。

 おもてなし大国と呼ばれるこの国のそのおもてなしの真髄は対面した際の、心の通い合ったコミュニケーションにある。

 そうしたリアルなコミュケーションに導くために何が必要なのかについては、それぞれの企業の顧客開拓の状況に応じた最適なソリューション構築が求められる。

御社のコミュニケーション戦略は顧客創造に寄与しているだろうか?

マーケティング戦略への行き詰まりを感じたら、一度、情報発信の精度、質、頻度等に関して見直しを図る必要があるかも知れない…。

 

 

 

 

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